お知らせ
クリーニング店の選び方 ~ かけ流し温泉 or 循環ろ過温泉?
鹿児島県には約100の温泉地があり、源泉数は2700カ所以上で全国2位!また、1日に2億2500万リットル以上もが湧出する全国屈指の温泉王国です
このような恵まれた土地に生まれた私は、当然のように源泉かけ流しの常にきれいなお湯が使われた温泉を利用します
(体をきれいにするために当然だと考えるからです)
しかしながら世の中には温泉量の少ない施設も数多くあり、そのほとんどはフィルターなどを循環させ殺菌、加温したお湯に限られたお湯を足して浴槽に
戻しています。もちろん厳しい基準があり、それに準じた浄化がされているはずです
しかし、せっかくならそのようなお湯ではなく、誰の肌にも触れていないお湯につかりたい!(個人調べ、個人の感想です)
さて、クリーニングのお話です
ドライクリーニングで使われる溶剤は下水に流せないので繰り返し使われます
そこで汚れを抱いた溶剤をどのようにきれいにして次の洗濯に使うかという事が問題になります
恐らくほとんどの利用者様は知らないし、関心もないと思います だってクリーニングに出すという事はきれいになって当然でしょうから・・
ドライ溶剤の浄化法は大きく二つあり、一般的にはフィルター循環(国内の8割程度)、そして蒸留による新液化(2割程度)です
フィルター循環も適切な管理がされていれば問題は無いとされています しかし、フィルター内には吸着した汚れが堆積し、交換初期と末期では
性能に差が出るのは当然と言えます
なので、フィルター交換がなされていない(もちろん基準内)限り、後になるにつれて溶剤の汚れは増すと考えられます
その点、蒸留による新液化はその都度きれいにするので品質にムラが出ません
全ての業者が蒸留浄化を採用できないのは設備が高額であることと、塩素系溶剤は使い方が難しく事故が起きやすい、石油系溶剤は引火の危険性あり
などの理由があるためです
どちらを採用しているかはクリーニングの値段にはあまり関係なく高価であってもフィルター式を使っている業者もあれば安価であっても蒸留式を使って
いる業者もあります
誰の肌にも触れていないお湯につかりたい!と述べた私の店のメインマシンは蒸留方式(かけ流し)を採用しています
カビだらけの洋服を洗った後でも、油にまみれた洋服を洗った後でも次の洗濯工程への影響はありません!
かけ流し温泉を看板にしている所はありますが、循環を看板にしている所は見たことがありません(個人の感想です)
どうか賢明な選択(洗濯)を!

蒸留器にて溶剤を新液化している様子
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剣道防具クリーニング 藍染料を変更しました

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ビフォー

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アフター
今回受注分より藍染料を変更し、より深い藍色に補正できるようになりました
チャイルドシート 復活

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新しい家族を迎い入れるために、しまい込んだチャイルドシートを引っ張り出してみたら大変なことに!
5年間放置していたとの事。使用中は汗や食べ物などが染みてしまうので保管状況によってはカビることもありますが
チャンピオンクラスの汚れ様でした

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ひたすら丁寧に処理し、漂白作業はクリーニング店ならではの技だと思います
準備は整いました
春の訪れ

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店舗作業場入口には春になると毎年ツバメが飛来し、愛らしい姿を見せてくれます
クリーニング店にとっては最も忙しい時期と重なるのですが、その姿には本当に癒されます
今年も暖かい日には昨年作った巣の補修のために忙しそうに飛び回っています
しかし最近は異変が・・・
例年なら寒くなる前に南に帰り、春の訪れとともにやってくるのですが
2年続けて冬の間もこの巣をねぐらとして越冬しました
越冬ツバメ
わざわざ遠い南へ飛んでいかなくても少しの我慢でやり過ごすことを選択したツバメたちは
敏感に世の中が暖かくなっていることを感じているのでしょうか?
クリーニング店は仕事の過程で化石燃料を燃やし蒸気を得ています
少しでも環境への影響を減らすために弊店では作業過程では使えない廃蒸気を熱交換器で温度回収し
作ったお湯でシャツなどの洗浄に利用しています
また、回収したドレンはボイラー給水用として再利用します
世の中への効果としては微生物並みかもしれませんが
写真は昨年の巣立つ前のツバメたちです